標高1982mと日本百名山の石鎚山は、登山道がよく整備されており、
初心者にも比較的登りやすくなっています。
県道12号の一部で、面河渓関門から土小屋まで続く車で約30分の道。
途中にある長尾尾根展望台からは望遠鏡で御来光の滝が眺められます。
石鎚登山への出発点。
食堂や売店、宿泊施設があり、登山や紅葉シーズンには多くの人で賑わいます。
石鎚神社の中宮・土小屋遥拝殿もあります。
信仰登山の山頂とされており標高1974m。
天狗岳を目前にした素晴らしい眺めが楽しめます。
石鎚山の最高地点で標高1982m。
狭い岩場の稜線を歩くルートなので熟練者向きです。
紅葉を楽しむなら10月中旬~下旬です。
6月~10月ごろが初心者でも登山しやすい時期で、なかでも紅葉の美しさが楽しめる10月中旬~下旬ごろが人気です。
冬の雪に覆われた石鎚山も美しいのですが、万全の冬山装備をした熟練者でないと危険です。
土小屋コースは初心者におすすめです。
土小屋コースは成就社コースに比べると標高差が少なく、標準的な体力があれば鎖場を迂回するなどして初心者でも弥山まで登れます。
登山場にもトイレはありますが、無料で利用できる土小屋登山口そばのトイレで済ませてから出発しましょう。
基本的な装備は備えておきましょう。
トレッキングシューズ、レインウェア、携行食、水筒など一般的な登山の装備が必要です。
鎖場では滑り止めのついた軍手などもあると便利です。
石鎚山山頂付近の気温は低く、天候の変化によっても気温や体感温度が変わります。
夏でもウェアは重ね着をしておき、気温の変化に対応できるようにしておきましょう。
石鎚神社の夏期大祭です。
7月1日~10日に行われる山岳信仰の山ならではの神事です。
7月1日に三体の御神像が信者によって石鎚神社の成就社から頂上社へ運ばれ、7月10日に成就社に戻されるまでの間、
全国から多くの白装束をまとった登拝者が訪れます。
かつての女人禁制の風習にならい、7月1日のみ女性の登拝はできないので気を付けて下さい。
登拝手順など詳しい内容は石鎚神社のWEBサイトでチェックしておきましょう。