四国霊場八十八ヶ所の真ん中、第44番札所 大寶寺と第45番札所 岩屋寺を歩きます。
第43番明石寺からの道のりは約30km。峠越えの難所が続き、歩けば20時間を超すことから大寶寺は「遍路ころがし」と言われています。
四国霊場八十八ヶ所のちょうど半分に当たり「中札所」とも言われ、標高490mの高原にあり、境内は老樹が林立。
幽寂な空気が漂います。
珍しい形の峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように
殿堂がたたずんでいます。
神仙境をおもわせる境内は、昔から修験者が修行場としていたようで、様々な伝承が残されています。