MENU
繁體中文 English Japanese

お遍路について

四国八十八ヶ所霊場

約1,200年前、真言宗の開祖・弘法大師空海によって
『四国八十八ヶ所霊場』は開かれました。
以来、四国を修行の場とし、全長1,100~1,400kmにもなる
道のりを巡って八十八箇寺を参拝することを
「四国巡礼」「お遍路」と呼び、
現在でも、毎年沢山の「お遍路さん」が
四国を訪れます。

久万高原町は四国八十八ヶ所霊場の
ちょうど真ん中の場所になります。

久万高原町で、自分を見つめなおす、癒しの旅

久万高原町には「第44番札所 大寶寺」「第45番札所 岩屋寺」があり、
四国八十八ヶ所霊場のちょうど真ん中の場所です。

老樹が林立し、幽玄な雰囲気に包まれる境内や、巨岩の中腹に埋め込まれるようにたたずむ山岳霊場。道中は沢山の美しい緑に囲まれています。

久万高原の美しい自然に包まれて、心身ともに浄化する癒しの旅をしませんか。

お参りの仕方

お遍路さんの心得

四国八十八ヶ所巡礼はハイキングやスタンプラリーではありません。
何冊も納経帳(集印帳)を持って行ったりするような行為は止めましょう。
お遍路は、十善戒を守り、お大師さんと一緒に四国の山野を巡りながら自身の心を浄めてゆく旅です。
「何のために巡礼するのか?」と目的を持ち、最低限のマナーを守って巡礼しましょう。

お遍路さんのマナー

  • お遍路さんとすれ違う時は、必ず挨拶を交わしましょう。
  • 橋の上では金剛杖をつかないようにしましょう。
    橋の下でお大師様が休んでいらっしゃいます。
  • 譲り合い・助け合いの心で行動しましょう。
  • 地元の方の「お接待」は断ってはいけません。
    ありがたく受けましょう。

参拝の作法

  1. 01山門の正面で仏様とお大師様に合掌一礼します。
  2. 02霊場へ入ったら、手水場で手を洗い、口をすすぎ、身を清めます。
  3. 03鐘楼堂で鐘を1回つきます。(鐘をつけない札所もあります。鐘をつく時間の制限がある場合は守りましょう。)
  4. 04本堂に向かってローソクと線香(三本)をあげます。燈明は必ず持参したライターなど火をつけること。もらい火は厳禁。
  5. 05納札または、写経を所定の場所に納めます。
  6. 06お賽銭をあげます。
  7. 07御本尊様に礼拝し、数珠を左手にかけて合掌。三礼した後、経本に従って読経します。
  8. 08大師堂でも本堂と同じように礼拝します。
  9. 09納経所で所定の納経料を納めて、納経帳・納経軸・白衣などに墨書・朱印をいただきます。
  10. 10山門を出る時も、合掌一礼します。

すごうさん だいかくいん だいほうじ 第44番札所 菅生山 大覚院 大寶寺

四国霊場八十八ヶ所のちょうど半分に当たり、
「中札所」といわれており、
境内は老樹が林立し、幽玄な雰囲気に包まれています。
後白河天皇の病を癒したことから病気平癒を願って訪れる参拝者が多いです。

住所
〒791-1205
愛媛県上浮穴郡久万町菅生1173
[google map]
アクセス
JR予讃線松山駅より
JRバス久万高原行1時間、
久万高原よりタクシー3分
連絡先
0892-21-0044
営業時間
参拝自由 納経7:00~17:00
宿坊
あり(150人・要予約)

大寶寺の見どころ

久万山農民一揆

寛保元年(1741)、農民3,000人が
税制の不満で一揆を起こしたとき、
当時の大寶寺住職・斉秀が仲裁した。
また、天明7年(1787)土佐藩の
「紙漉一揆」の舞台ともなった。

陵権現

後白河天皇の妹宮の遺体を祀る
お堂と五輪塔。
脳、頭の病気に霊験あらたかと。

芭蕉塚

芭蕉33回忌の法要を営んだ際の建立。

かいがんざん いわやじ 第45番札所 海岸山 岩屋寺

奇峰が天を突き、巨岩の中腹に埋め込まれるように
堂宇がたたずむ山岳霊場。
国の重要文化財に指定されている大師堂には、
バラの装飾など西洋建築のディテールを取り入れています。

住所
〒791-1511
愛媛県上浮穴郡久万高原町七鳥1468
[google map]
アクセス
松山ICから車で45分
岩屋寺駐車場から徒歩で20分
連絡先
0892-57-0417
営業時間
参拝自由 納経7:00~17:00
宿坊
なし

岩屋寺の見どころ

穴禅定

本堂に向かう石段の下。

道開き不動

納経所下の曲がり角、虚空蔵堂裏。

逼割禅定

奥の院・大師堂奥の山道を辿る。

鈴の音山河

お遍路さんをさわやかに歌ったうた。
現住職が作詞・作曲。

七鳥

三宝鳥、慈悲心鳥、慈悲声鳥、
鼓鳥、鈴鳥、笛鳥、鉦鼓鳥。

初めて発見された植物

イヨクジャク、イワヤシダ、イワヤスゲ。

久万高原町 遍路道MAP

遍路道とは?

遍路道(へんろみち)とは、四国霊場において霊場間を繋ぎ、お遍路さんが歩く道を言います。
一般的には車道として整備された道も含みますが、車やオートバイ・自転車などを使ったお遍路さんが狭義の遍路道を迂回するために通行する道路で、歩き遍路が使わない道は遍路道とは呼びません。

このマークが目印

第44番札所 菅生山 大覚院 大寶寺

公共の交通機関ご利用の場合
JR予讃線松山駅よりJRバス久万高原行
久万高原よりタクシー3分
お車を利用される場合
松山インターチェンジから国道33号線を久万方面へ。
久万警察署を過ぎた次の信号で左折、県道12号線を走行。
久万公園前で右折。

第45番札所 海岸山 岩屋寺

公共の交通機関ご利用の場合
JR予讃線松山駅よりJRバス落出・久万行
久万営業所より伊予鉄南予バス 面河・石鎚土小屋行
お車を利用される場合
松山インターチェンジから、国道33号線を久万方面へ。
久万中学校前で左折、県道12号線を走行、
国民宿舎古岩屋荘を約3km過ぎた右手。
  • 自然
  • グルメ
  • レジャー
  • 宿泊
  • 文化
  • お買い物
PageTop